ズレるのは当たり前!?機械式時計との付き合い方

機械式時計に日差はつきもの

機械式時計は精密な部品から成り立っている、非常にデリケートな機械です。その内部はゼンマイからテンプと呼ばれる振り子に動力が伝えられ、それが様々な歯車を介して各針を動かします。機械式時計の正確さはテンプの回転数に比例しますが、クオーツ式と比較すればその回転数は限られるため、どうしても日差で数十秒のズレが生じてしまいます。メーカーによる差や時計の個体差などにもよりますが、概して±30秒までの誤差であれば許容範囲だと言われます。

機械式時計にとってゼンマイ巻きが重要な理由とは

ゼンマイ巻きは、機械式時計を動かすための重要な作業です。クオーツ式と比較すれば大きな手間であることは間違いありませんが、ゼンマイ巻きも機械式時計の独特の味わいや高級感を醸成する要素だと思えば、全く苦にならないという人は多くいます。一方で、このゼンマイ巻きは機械式時計の時間の正確性や保守の面でも重要です。ゼンマイがほどけて十分な動力が伝わらなくなれば時間が正確でなくなるのは当然ですが、ゼンマイの巻きムラがあると各部品を傷めることにつながるため、ゼンマイは可能な限り決めた時間に適当な量巻くように心がけましょう。

自動巻きの機械式時計の注意点

自動巻きの機械式時計は、日々のゼンマイ巻きから解放してくれます。自動巻きの機械式時計は、日常的な手の運動により時計内部のローターが回転してゼンマイが巻かれ、それを動力として動くという仕組みになっています。しかし、十分な動力を蓄積するためには日々8時間ほど腕に装着しておく必要があるため、これ以下の場合ではゼンマイの動力が十分でない可能性があります。自動巻きの機械式時計では1回ゼンマイが巻き上がれば48時間は駆動しますが、動力が十分蓄積されていない状態であれば時間のずれが大きくなる可能性があるので、そのことを十分把握した上で手入れを施しておく必要があります。

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